北の大地の山旅 羅臼岳・斜里岳・阿寒岳7/20~23

知床の盟主 羅臼岳 7/21

知床富士とも呼ばれる

羅臼岳

アイヌ語でラウシからきていて

ラ:獣の臓腑

ウシ:たくさんある所

熊や鹿を捕ると ここに

骨や臓腑をほうむったということだ

以前 羅臼平でヒグマに遭遇したことがある

刺激をあたえないように静かにヒグマが去るのをただ待ってやり過ごした

のだった

 

 

羅臼岳山頂から遠音別岳(おんねべつだけ)方面の遠望

 

明日登る斜里岳はその先にある

 

そして 明後日登る雌阿寒岳は その先の先

 

北の果ての道東の山旅は

まだ 始まったばかりなのだ

 

悪戦苦闘の斜里岳 7/22

 

登山始めから かっぱ姿となってしまった

 

沢道が多いから 水かさがふえないことを祈りつつ足を進める

 

小滝が連続し 足場の悪い沢道と鎖の付いた岩盤と気の抜けない道の連続だ

 やっとの思いで山頂につく  雨も上がり 馬の背の稜線が見えた

登りの難関を共に乗り切ったことで われわれは運命共同体になった

 健脚な男性陣がリードしてくれ 心配だった下りも無事下山することができた 

噴煙湧き上がる雌阿寒岳 7/23

 

雌阿寒岳温泉の登山口には アカエゾマツの神秘的な森が広がっていた

 

雄阿寒岳がピンネシリ

❝男山❞であるのに対して

雌阿寒岳はマチネシリ

❝女山❞と言われている

 

なぜか雌阿寒岳の方が

129m高いのだ

 

山頂付近は噴煙がいたるところで立ち上がり不思議な色の沼や岩がゴロゴロとしていて

こちらの方が❝男山❞なのでは・・・

 

道東の百名山3座無事登頂!

 

 

下山後 温泉で汗を流し

オンネトーに立ち寄り

帰路に就いた

 

今週末は 大雪山(黒岳、旭岳)・十勝岳とトムラウシ山がある

 

松山千春の『大空と大地の中で』を歌いたくなってきた

 

果てしない~大空と~

広い大地のその中で~

いつ~の日か~幸せを

                                          自分の腕でつかむよお~

      生き~る事が つら~いとか 苦~しいだとか 言う前に~ 

      野に~育つ花ならば~ 力の限り いきてやれ~~