11月21日~24日にかけて、紀伊半島の200名山、金剛山・釈迦が岳・伯母子岳の三座を
歩いてきた。出発当日、最高の天気となった。ここで辞めときゃいいのに、先日見られなかった
富士山が見たいと思い中央高速から東名高速へとコースを変更した。
これが運の尽き、人生一筋縄ではいかぬもの・・・やがて渋滞に巻き込まれる運命に・・・
金剛山(葛城神社) 1125m
渋滞に巻き込まれようやく登山口に着いたのは、午後三時過ぎ、仕方なくロープウェーに向かうが、けに道路工事中、目的地の駅まで歩いてロープウェーに飛び乗った。
山麓駅付近では紅葉も綺麗だったが、山頂駅からは雪道交じり・・・「寒い」の一言
そそくさに歩き・参拝し・写真を撮って、最終時間のロープウェーに飛び乗った。
そこから2時間半、真っ暗な山道をグルグルと走り、今宵の宿、野迫川温泉に着いた。
(何べんも旅館から、まだか~まだか~の電話も入った)
伯母子岳1344m
野迫川(のせがわ)温泉からは、伯母子岳の登山口まで10分程度、しかもその登山口(大股)は、
世界自然遺産熊野古道・小辺路の登山口と一緒だ・・・
橋を渡り大股集落につけられた急な道を登って行くと、またもや雪道となった。
流石にアイゼンは使用しなかったものの、もしこの道が凍っていたらと思うと・・・
っと言う訳で、伯母子岳の山頂は、ガスに覆われ何も見えず、山頂を極めたのみ・・・
「アイゼンの準備だけは必要だな」
次の宿泊地・十津川へと車を走らせた。
「ちょっと時間が余ったので、高野山に立ち寄り案内しましたよ。」
※山また山の中を走るので運転技術も必要でやんす
釈迦が岳1800m
3日目、おっと燃料を入れるの忘れた。十津川村の空いてるGSは?あったあった・・・
ちょっと林道について教えてもらったのだが、「あそこの道は悪いから、よくパンクするんだ」
予言的中、タイヤがパンクした。15000円パアー厳しい・・・
気を取り直して、山頂にアタック・・・だが強風と霧で何も見えない。
身をかがめながら歩くこと1時間半、古田ノ森に着く頃は、霧が強風に煽られ霧氷となって木の枝に
絡みついていく。「こんな日に何故登るのお~~~」北関東から来たからさ・・・
山頂でも、お釈迦様が霧氷に覆われ寒そうしていた。やはり何も見えない・・・
帰り際、徐々に空が明るくなってきた。お釈迦様に手を合わせたからか。
せめてもの願いを聞いてくれたのか・・・しかし依然と風だけは強かった。
今夜の宿、名張へと向かう・・・
最終日 伊賀上野城と伊賀焼見て?買った人も・・・
っと言う訳で、無事北関東へ戻って来た次第であります。
今回の教訓・・・
暖かい地方の山だからと言って、舐めたらあかんぜよ! お終い
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