白石山は、奥秩父の秘峰と呼ばれるくらい深山の中にある。
国道411号(青梅海道)を西に進み奥多摩湖を過ぎ、山梨県丹波(たば)山村から甲州市に入る
国道から右折し、マイクロバスがやっと入る細い道を上がると、三ノ瀬と呼ばれる集落に出る。
そこが今回の登山口となります。
19日 三ノ瀬登山口上部の広地で昼食を摂り出発・・・
将監(しょうけん)小屋までは、山小屋の専用道路を約5km延々と歩く。
標高差465m 約2時間
ちょいと時間があったので竜喰(たつばみ)山2012mまで足を伸ばすが、帰り道の尾根でちょいと
迷った。後で聞いた話だが、地図上の登山道の印は、東京都水源監視道となっていて、尾根道は付いないとの事、しかし笹原が多く鹿や他の動物が歩く獣道が登山道のようになっていて間違いやすい。
その道にまんまと引っ掛かってしまった。花は、トウゴクミツバツツジ
時間をちょっとロスしたが、将監峠から小屋に無事下山・・・
夕食を待つ間しばし富士山に見とれていた。
雲海のかかる山は、大菩薩嶺だった。
20日 5:45出発 何と今日も快晴、富士山がくっきりと見える。
しかしちょいと寒い。水場の板に氷が張っていた。
将監峠を越え、山ノ神土(しんど)と呼ばれる分岐からリンノ峰へと向かう途中の鞍部で、
南側に大菩薩嶺と富士山が一緒に姿を現した。なんとまあかっこいい・・・さすが富士山
リンノ峰を左に巻いた頃から、今度はアズマシャクナゲが姿を現した。
乾徳山でも咲いていたので、想像はしていたけどやっぱり嬉しいもんです。
シャクナゲの花のトンネルもくぐりました。
二瀬分岐から緩やかな樹林帯をのぼると白石山(和名倉山) 山頂・・・
緩やかなが曲者・・・帰り変なところにテープがあったのでそれを追って行ったら、変なところに出た。
慌てて登山道を修正、元来た道に戻りました。
ここも迷いやすい道です。30分目に出たグループが、俺たちの下を歩いていたので
変だなあっと思っていたら俺たちもそに入ってしまったらしい。
帰りは同じ道を辿るため、一息したついでに山座同定をしながら歩きました。
西には、金峰山・甲武信岳はじめとする奥秩父の山々、東は奥多摩の山々や雲取山から
三峰へ続く稜線、そして南に富士山の大パノラマ・・・
そして後ろを振り返ると、なだらかな山稜を持つ白石山が見えました。
そしてPM3:00、将監小屋に到着・・・一休みをして三ノ瀬へ下山PM4:30
今日の歩行距離は約22km・・・歩いたなあ~~~
っと言う訳で、降りたところに茶店or民宿があるのです。
想像してください・・・みんな泡で乾杯・・・
さわやかな五月晴れの二日間の山旅でした。
お終い・・・
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