AM2:20宇都宮を出発、上信道から北陸道を抜けバスに揺られること7時間、有峰湖の上部、折立へ着いたのはAM9:30。今回のコース1日目は、登山口の折立標高1650mから標高2330mに立つ、太郎平小屋まで・・・、AM10:10登山開始、ブナの樹林帯を上り標高1870mの三角点を越えた頃から、展望が広がり始め、眼下に有峰湖や、岩井谷を隔てた向かい側には、薬師岳の雄姿が現れました。
そしてPM4:00太郎平に到着・・・
ではでは、早速夕飯の前に…っと言うことで、乾杯・・・お月様が恨めしそうにこちらを覗いていました。
2日目:今日は、太郎平から一気に、薬師沢を下り標高1912mに立つ薬師沢小屋を越え、高天原へと足を伸ばします。さあ!出発AM6:00
薬師沢とは、黒部川源流に近い支流となり、薬師沢小屋のところで黒部川と合流します。
その沢沿いには、お花畑が存在し数々のお花の競演が見られます。
確か沢にはイワナもいたはず・・・
幾つかの沢を渡り、小さなアップダウンを繰り返し、AM8:30薬師沢小屋へ到着・・・
しばし休憩・・・
これから黒部川にかかる吊橋を渡り、黒部川右岸を歩いて高天原へと向かいます。
ちなみに右岸とは、上流から見て沢の右側の事を言います・・・
これより先は、ひとたび大雨が降ると大変なこととなります。
万が一の為、各自、ヘルメット、スリングテープ、カラビナは持参してこの山旅に備えています。
雲の平を上流とする、A・B沢を渡り、途中から黒部川と分かれ、C・D沢を越え大東新道を歩き、高天原峠(2250m)を上り詰めます。対岸には薬師岳から派生(偽薬師)する東南尾根が見られます。
っという訳で、高天原へ到着(PM3:00)思い思いに着替えをぶら下げ、早速、温泉へと・・・
ゆっくりと汗を流し・・・さて問題は、この写真を誰が撮ったか・・・それは秘密です。
っと言うことで、高天原山荘へ・・・
夕食をとって明日は太郎平へ戻るはずだったのですが、誰かの、「雲の平へ行きたい」!!の一言で、
みんなも・・・「行きたい生きたい」・・・
目を覚ますと、雲ノ平行は完全に決まっているようで・・・またもやAM4:00出発・・・
地獄の12時間歩行が、我々を待っていたのです。
パワー全開・・・凄いの一言・・・
高天原・高天原峠から一気に雲ノ平へ上り・・・雲ノ平小屋で暫し休憩、そして一気に薬師沢小屋まで
下ります。
そして薬師沢小屋から前々日来た登山道、薬師沢を遡り太郎平小屋へ・・・PM4:00到着
まずは、富山湾に沈む夕日を眺めながら、乾杯・・・
そして4日目・・・4日間晴れた天気に感謝しつつ、折立へ下山開始・・・
長い長い3泊4日の山旅は終わりました。何故か、先頭のSさんが主役みたいだけど・・・まッ、しょうがないか・・・天気に恵まれてよかったね・・・
コメントをお書きください
佐藤秀雄 (月曜日, 10 8月 2020 19:30)
高天原(温泉)山行に参加された皆様たいへんお疲れさまでした。
大東新道A沢-B沢間の恐怖のへつり、12時間を要した3日目薬師沢への恐怖の下り、そして開放感いっぱいの高天原温泉♨。いろいろな汗を流しましたね。
タイトの行程となり皆様にはたいへん無理をさせてしましましたが、逆に私がベテランの皆様に助けられたようです。
太郎平小屋の生ビールは美味かったなあ~!
佐藤秀雄 (月曜日, 10 8月 2020 19:32)
因みに、3日目高天原山荘出発はヘッドランプをつけて4時出発でした。
手塚 (月曜日, 10 8月 2020 23:06)
参加者の皆様、佐藤さん、有難うございました。
赤牛越えの折り、小さく見えた山荘に心が残っていた。
射す光が水面を照らす、アクアマリンやエメラルドを見るような美しさだった。
荒れた新道を抜け、尾瀬似の別天地出現、反返る水晶、赤牛も感動した。
温泉で疲れも取れ、高天原峠から雲ノ平経由で戻る、贅沢な選択、参加者に感謝です。
案山子 (火曜日, 11 8月 2020 10:23)
3日目の出発時間間違えました。4時ですよね・・・でなきゃ、着かないものね・・・
さすがに、文書読んでいましたか・・・間違ったとは思っていましたけど、何時ものように、
まッ!!いいか、てな感じでいました。
はっちゃんからも、その件について指摘されました。
お疲れさまでした。
でも晴れて良かったですね・・・
案山子 (火曜日, 11 8月 2020 10:26)
手塚さん、ご苦労様でした。
今回、手塚さんみたいなベテランが居てくれて助かりました。
気持ち的にも、ガイドさんもうんと楽になったのではないかと思います。
また、遊びに来て下さい。